鳥取県の船上山は、大山火山の噴火でできた外輪の山の一つで、標高約615メートルです。
この山は勇ましい断崖絶壁で有名で、かつては天然の要塞として後醍醐天皇が船上山合戦を繰り広げた古戦場として歴史的な意義を持っています。
船上山は山岳仏教の聖地でもありました。その周囲は急峻な斜面となっていて、特に東側斜面には溶岩が冷え固まって形成された険しい断崖が数キロにわたって連なり、「屏風岩」と呼ばれております。
その美しい屏風岩を見ながらハイキング気分で登れるコースもあり、船上山少年自然の家からスタートし、東坂登山口、西坂登山道分岐、横手道分岐を経て山頂に到達できます。
山頂からは千丈のぞきと呼ばれる絶景も楽しめます。
昭和7年に国指定史跡として登録されました。
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