日本で最初に郵便ポストが誕生したのが明治4年(1871)年。
創業時の郵便ポストは、脚付の台に四角い箱をのせた木製のもので、書状(手紙)を集める箱なので「書状集め箱」と呼ばれていました。
最初のポスト「書状集め箱」の設置数は、東京に12カ所、京都に5カ所、大阪に8カ所、そして3都市を結ぶ東海道の宿場62カ所に設置されました。
そして今現在のポストの設置数は、なんと175,145ヶ所にも増えました。
明治34(1901)年に火事に強い鉄製の赤い円柱形のポストが試験的に設置されました。これが赤い丸形ポストの始まりです。
ちなみにポストの色が赤い理由は単に目立つからという理由だったそうです。
現在では角形ポストが主流になっていますが、一部の観光名所などでは今でも赤い丸形ポストが設置されています。
鳥取県では大山寺山門前に、大山のご利益も届けてくれるという「お福わけポスト」があります。
お近くまで来られた際は、お手紙を出されてみてはいかがでしょう。
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